2006年10月07日


あずまんがタロット楽屋裏・参考資料編

タロット作りに使用した参考文献など。

まずは有名なコミック、『ジョジョの奇妙な冒険』。
あらためて説明するまでもない作品だと思いますが、
第3部12巻~28巻、各キャラの能力(スタンド)の名前に、タロットカードが登場します。
私が初めてタロットカードというもの、大アルカナ22枚の名前をちゃんと知った作品です。

ここから参考にしたのは、色の名前。
各カードの基調となる色を、それぞれスタンドの名前から取らせていただきました。
参考にした色は、以下のとおり。
 奇術師(マジシャンズレッド)
 教皇 (ハイエロファントグリーン)
 隠者 (ハーミットパープル)
 節制 (イエローテンパランス)
 塔  (タワーオブグレー)
 月  (ダークブルームーン)

他にジョジョでは、星(スタープラチナ)と戦車(シルバーチャリオッツ)に色の名前が出てきますが、
白金とか銀ってちょっとつけるのに難しいし、灰色系は塔とかぶっちゃうし、
ということで、ここでは不採用。
本体は承太郎にポルナレフと、主人公側のいいキャラだったんだけど…。

ちなみにジョジョ以外でも、カードの色は何かしら元ネタのあるものが多いです。
 愚者 (よつばの髪色)
 女教皇(木村夫人の髪色)
 女帝 (あさぎ色)
 皇帝 (ちよの髪色)
 悪魔 (みうらのシャツの袖の色)
 審判 (ゆかり先生のスーツの色)
 世界 (ちよ父色)
などがそうですね。
あとは背景色やカードのイメージから、って感じです。

他にジョジョで出てくる、各人のスタンド能力云々なんてのは一切スルーでした。
多少入れようかと思ったときもありましたが、結果的に全然なし。
うん、色だけ。


次に、鏡リュウジ著『タロット―こころの図像学』。
キャスティングの際に最も参考にした、タロットの解説書です。
タロットカードをオカルトアイテムとしてではなく、
絵画のモチーフの歴史として、美術史の観点から見ているところが私的にポイント高し。
どうしてもオカルト的な解説書だと、その信じる教義に偏った解釈になってしまいがちなものかと思いますが(偏見)、
そういった見方からは一歩離れた、より現実的な視点で書かれていると思います。
占いについて触れられている章もありますが、基本は心理学の考え方。
よくあるタロット占いのように、
「このカードはこういう意味だからあなたの運命はこうなのよ!」
と決めつけるようなやり方(偏見)ではなく、
「出たカードの絵を元に、自分であれこれ想像することで解決策を見つけ出していくもの」
という考え方が、私もお気に入り。
タロットをもっと深く知りたい方に、オススメの一冊です。

買ったのはもう随分昔のこと。
読み返してみると、2002年5月初版の本でした。
まだあずまんが大王も知らない頃だなあ…。
買った当時は、まさかこんなことに使うとは思わなかったな…。


それから、実際のタロットカード。
東急ハンズのような大きめの雑貨屋さんかおもちゃ屋さんのカードゲーム売り場に行けば、
たいてい売っていると思います。
私が買ったのは横浜駅前の東急ハンズでした。
現在多く流通しているとされる、「ウェイト版」とか「ライダー版」と呼ばれているもの。
いくつか違う版も売っていましたが、ウェイト版は上記の本でもよく取り上げられていたので、
実物を見てみたかったというのが買ったきっかけだったかな。
カードのデザインや描かれている人・動物・アイテムなどは、ほぼこのウェイト版に準拠しています。
といっても、完璧ではなく抜けているところもいろいろあると思いますけど…。


最後にもちろん、
あずまんが大王』1~4巻と『よつばと!』1~4巻。
よつばと!5巻は製作時点で発売しておらず、私は単行本派ですので、
5巻の登場人物は対象外でした。
某友人からどこかの掲示板で「"悪魔"はヤンダだろ!」とツッコミがあったとかいう話を聞きましたが、
まあ今ならそれもアリだねー、と思うけど、
当時は知らなかったからなぁ…。
でもヤンダよりはみうらかなぁ、やっぱ。

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